イ・ヴェローニ/I VERONI

フィルター

フィレンツェ近郊で16世紀からの歴史を持つ
ファットリア・イ・ヴェローニ

16世紀に遡るイ・ヴェローニの歴史

イ・ヴェローニの歴史は16世紀末に遡ります。ガッテスキ家が葡萄のモストを発酵させた痕跡が現在も残っており、12世紀にはグイディ伯爵の領地の関所として当時は塔が建っていたことが分かっています。
書物としては1582年に「ファットリア・イ・ヴェローニ」として当時から葡萄の栽培をしていたことが記述されています。ヴェローニという言葉は古いフィレンツェ語でバルコニーを意味し、カントリー・ハウスとして利用されていました。今では一つしか残っていない建物にも当時のバルコニーが面影として残っています。

イ・ヴェローニはフィレンツェから僅か10kmのポンタッシエヴェ村に位置します。合計70haの敷地を所有しそのうち20haで葡萄を、そのほかオリーブ畑も所有しています。
標高は100~350mに広がり、90年代に現在の畑に広がる葡萄の植木を行いました。イ・ヴェローニの畑はルフィーナのエリアの中では果実味のしっかりした甘みのある味わいが出来るのが特徴的です。


醸造所は1809年に建てられた古い部屋と2004年に建てられた新しい建物の二箇所からなります。建物の下には1700年代には存在していたヴィンサントのための熟成室もあり、本日も僅かな量のヴィンサントを生産しています。

また、イ・ヴェローニはアグリトゥーリズモも併設し、年間を通して多くの観光客が訪れています。
ワイナリーは1800年代の終わりにマリアーニ家へと引き継がれ、1996年より代を引き継いだ現在のオーナー、ロレンツォ・マリアーニはキャンティ・ルフィーナ協会の会長も勤めています。イ・ヴェローニは、キャンティ・ルフィーナを代表するワイナリーで、ワインは地元フィレンツェでも広く普及し、多くの地元民に楽しまれています。


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