ハビエル・ルイス / JAVIER RUIZ

家族の夢を実現したいという情熱と願望から生まれた３世代つづく生産者。

100年以上にわたる家族の夢と、70年以上続くルエダワインの伝統を受け継ぐ家族経営のブティック・ワイナリー。大量生産型ではなく、この土地に根付いた職人的なワイン造りに誇りを持つ、ルエダで最も小さなワイナリーの１つです。

ワイナリーはルエダ地域北部のビジャヌエバ・デ・ドゥエロ市に位置します。ここには、ピスエルガ川とドゥエロ川の合流点があり、畑があるのはドゥエロ川の南東岸の麓、9世紀にまで遡る歴史あるワイン栽培地域です。

下層土は粘土石灰質、表土は砂利と丸石で構成される特殊な土壌。大陸性気候で、降雨量は少なく、昼夜の気温差が大きく、春には霜が降ります。結果、収穫量はそれほど多くありませんが、品質が良く、濃度の高いブドウができます。

ベルデホの複雑さを追求するため、15haのエル・モンテシートの畑は、樹齢によって3つの区画に分けられています。最も若いゾーンは若々しさとフレッシュさを、中間のゾーンは重厚感と繊細さを、そして最も古いゾーンは成熟度、骨格、そして複雑さをもたらします。これら3つの区画のベルデホをブレンドすることで、素晴らしい個性と熟成ポテンシャルを備えた、新たな風味と質感を持つワインが生まれます。

また限定生産のブラン・ド・ノワールに使用されるテンプラニーリョは、2.5ha・樹齢32年の単一畑ラ・ボルハで栽培されています。伝統的なベルデホ種のワイン造りをベースとした、ルイス家の新たな挑戦です。