未来的なビジョンを持ち、マヨルカワイン革新の歴史を表現するワイナリー
独自の豊かな文化が息づく地中海と太陽の島・マヨルカ。オーナーのバルバラは24歳で家族のワイナリーを4代目として引き継ぎ、のちに個人のプロジェクトであるメスキーダ・モラを立ち上げました。
この島で初のビオディナミ認証を受けた7つの区画の畑を所有しており、プレンサール、カイエット、マントネグロ、ジロ・ブラン、ゴルゴラサなどの在来品種に加え、彼女の両親が残した古木のシラー、カベルネ・ソーヴィニョン、シャルドネも栽培しています。土壌は石灰質粘土、石灰岩、そして鉄分を豊富に含んだ赤土質です。
メスキーダ家は島に初めてステンレスタンクや新品種を持ち込むなど、マヨルカのワインの進化に大きく貢献してきた一家です。総曾祖父の代からの伝統に敬意を払いながら、受け継いだ実践の知識と現代の技術を融合させることで、マヨルカワインのユニークさや、この島のブドウ栽培の過去、現在、そして未来へのオマージュを表現しています。
自然との対話に基づき、厳格な計画に沿って行われるブドウ造り、ワインの名前やエチケットのデザイン、その背景にあるストーリー。バルバラにとってはすべてのものが意味を持ち、最終的にはパズルのピースのように一つにまとまっていく、と語ります。最近では昔ながらの栽培方法に倣ってブドウ畑に100本以上の果樹を植え、生態系を活性化させるなど、新しい試みも次々に行われており、今後も目が離せないワイナリーです。
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